2013年2月14日木曜日

我が『Google日本語入力』は為替相場を覚えた。




前回のこのネタ(Blog the Minor: 覚えの悪い税理士のための『Google日本語入力』の便利な使い方)を他に何か応用できないかと考えているのだが。

過去の為替相場をユーザー辞書に取り込んでみるっていうのはどうだろう、と。

試しに為替相場のヒストリカルレート(日次)のデータをみずほ銀行のサイトからダウンロード。
とりあえずはUSドルのデータを全期間分(2002年4月1日~2013年1月31日)辞書登録してみた。

「読み方」をどう登録しようか迷ったが、とりあえずは「USD020401」という形にしてみた。ちなみに数字は年月日(西暦年下二桁+月+日)を表す。
USDを大文字にするのにShiftキーを押さなきゃいけないので小文字にしようと思ったが、Shiftキーを押さないと「うsd」となってなんか気持ち悪いなと。
まぁ「べいどる」とか、単に「どる」の方が入力しやすくて良かった気もするが。


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使い方は簡単。
例えば、

「あれ?去年の8月15日の米ドルのレートっていくらだっけ??」

と思った瞬間、ディスプレイ上の検索ボックスでもアドレスバーでもメール作成画面でもどこでもいいので、「USD120815」と入力する。

すると、画面はこうなるはず。


はい、はい、はい、1ドル78.87円ね。
ちなみにTTMね。


次、「よし、じゃあ去年の3月末のレートはどうなってた??」・・・ということで「USD120331」と入力するが・・・・。


あ、あれ、出てこない。

そう、その日に相場がなければレートは登録がないので表示されない。
そんな時は前日に戻って「USD120330」とすると・・・


はい、はい、はい、出た、出た、82.14円ね。


このように、思い立ったらすぐに過去のレートを調べることが出来る。
便利だ・・・・・た、多分。


もちろん、前回やったようにこのレートを基に、Google日本語入力の計算機能を使うことも出来る。

例えば、今年の1/15に99.0ドルの買い物をした領収書があったとして、日本円でいくらかを計算するとき。
「99*USD130115=」と入力すると・・・・


このように「99*89.59=」が変換候補に上がるのでそれでいったん確定。


そして、ここで再変換機能の登場。

いま表示された「99*89.59=」を選択し、Winなら変換キー、MacならCtrl+Shift+R を押すと・・・


はい、計算結果が出た!。
(使ってるアプリケーションによるのかなんなのか、たまに計算結果がダブって出る場合がある・・・)

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他の通貨も各自の利用頻度に合わせて登録すれば良い。
上記データはTTM(電信売買相場の仲値)ベースだが。
TTSやTTBを利用することが多ければそれらも登録すれば良いと思うし。
あるいは月中平均レートとかも。
ちなみに、月中平均レートを登録する場合の「読み方」は、「USD130100」(2013年1月の場合)という感じで、「日」の部分を「00」にすれば良いかなと。


ま、正直、個人的にはあまり使用頻度は高くなさそうな気はするが・・・。

以上。

あ、USドルのデータだけ辞書インポート用のテキストファイルにしたので一応置いてみる。(例によってあまり検証はしていないので自己責任で)

   <2013/02/18> ユーロと香港ドルのデータを追加
   <2013/03/01> 2013年2月分の日次データを追加
   <2013/04/10> 2013年3月分の日次データを追加
   <2013/05/01> 2013年4月分の日次データを追加
   <2013/06/05> 2013年5月分の日次データを追加
GoogleIME辞書(USD-TTM 020401-130531).txt
GoogleIME辞書(EUR-TTM 020401-130531).txt
GoogleIME辞書(HKD-TTM 020401-130531).txt


つーか、本家の辞書にこのデータ欲しいな・・・。
そしたら毎月辞書データ更新する手間がなくなるのに。
あ、でも重くなりすぎちゃうかな。う~ん・・・・。


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