2013年5月10日金曜日

それは私の●●●だ。

 
 伏字部分はもちろん「おいなりさん」・・・ではない。
 正解は「Ctrl+Shift+Space」


 私が愛してやまないScanSnap。大変お世話になってるんだけど、ひとつ不満が。ScanSnapを使うための必須ソフトScanSnapManagerをインストールすると「Ctrl+Shift+Space」が起動ホットキーとして勝手に登録される。「Ctrl+Shift+Space」なんて押しやすいし、色んなソフトでショートカットの割り当てがされていたり、あるいは割り当てをしたくなるのだが。ScanSnapManagerに取られてしまっててそれらは全く使えないことに。

 確かにScanSnapManagerもよく使うっちゃ使うんだけど、ホットキーを割り当てるほどでもないかな~と。でも、どうにもその設定を変更する箇所が見当たらない。そんなわけで渋々我慢してたのだが・・・がががが。


 先日インストールしたArtTipsというソフト。実に便利で絶賛してたんだけど、どうもこれを入れてからGoogle日本語入力の挙動がちょっと怪しい気が。MacBookAirのUSキーボードでWin機も操作してるので「全角/半角」キーがないため入力モードの切替には「Ctrl + Space」を使用してるんだけど、どうもArtTipsを入れてからこれが効かない。ArtTipsを終了させるとちゃんと効く。どうやらこれが原因っぽいんだけど、同ソフトの設定などでは回避できそうにない。といって使用を諦めるにもちょっと諦めきれない感じ。

 だったら入力モードの切替を別にキーに割り当てられないか、と。「Ctrl + Space」がダメなら「Ctrl+Shift+Space」はどうだ、と設定しようとして、その組み合わせはScanSnapManagerに取られてしまっていることを思い出し、もう完全に我慢の限界が来ちゃったわけです、えぇ。・・・返せ、と。

 それは私の「Ctrl+Shift+Space」だ、返してくれ、と。


 でも、やっぱりScanSnapManagerの画面を見てもホットキーの設定箇所が見当たらず。そのうち「C:\Program Files (x86)\PFU\ScanSnap\Driver」の中を見てたら・・・・・あ、コ、コレかな?ってやつを発見。



 で、怒りにまかせてロクに確認もせずこの「HotKeyDisable.exe」ってやつをダブルクリックで起動してやったわけですよ。そしたらちょっと間があった後に生意気にもOS再起動を促しやがったので、舌打ちしながら再起動してやったわけですよ。そ、そしたら・・・・なんと・・・「Ctrl+Shift+Space」が見事に帰ってきたじゃないですか!!!
 お、おかえり・・・。


 後々調べてみたら、こんな記事が。

 「Ctrl+Shift+Spaceキーについて: aide-memoire」

 要するに「PfuSsMon32.cfg」っていうファイルに「IsRegist_HotKey=0」っていうのを追記すればホットキーが解除されると。それを簡単にできるようにしたのが「HotKeyDisable.exe」なんだろうけど、そんな説明みたことない・・・。ま、とにかく無事にホットキー解除できたからいいか。(逆にまた割り当てる時はこのファイルに追記された部分を削除すればいいのかな??)


 で、ここからがよく分かんないんだけど。これで「Ctrl+Shift+Space」がようやく自由になったので、Google日本語入力の切り替えキーをこれに割り当てッペ~と思ったら。
 ・・・なんと!ArtTipsを起動したままでも元の「Ctrl + Space」で切り替えが出来るじゃないですかっ!!な、な、なんで????

 そんなわけで、まったくもってよく分からないまま、せっかく戻ってきた「Ctrl+Shift+Space」も使うことなく問題解決したけど・・・。
 ま、いいか・・・。




2013年5月9日木曜日

いつでも、どこでも、検索、検索!




 どうも、検索バカです。何かっつーと検索してます。「検索は、するな。」って言われても検索しちゃいます。検索ばかりだと考えなくなるとか、記憶力が低下するから悪だとか、そういう意見にはいまいちピンとこないタイプの人間です。

 まぁ、それはさておき。検索をする機会が増えれば増えるほど、検索にかかる労力は極力小さくしたいと思うもの。今でもブラウザは常に開いているので適当にアドレスバーにキーワードを入力すればいつでも検索は出来るし、ブラウザ上で検索したい語句が出てきたら、それを選択して右クリックから検索も出来る。また、用途に応じて検索エンジンを使い分けるためにContext Menu SearchというChromeの拡張機能も使っている。目的がハッキリしていれば、普通のGoogle検索よりは目的に合った検索エンジンを使った方が求める情報に辿り着きやすいから。

 で、常にブラウザ上で作業するならこのままでもいいんだけど。当然ながらそうではなくて、ExcelやWordなどのOfficeソフトを使用したり、PDFファイルも見るし、あるいは会計ソフトや税務ソフトを使うこともあるわけで。となると、これらブラウザ以外を利用している状況であっても、そこにある検索したい語句を選択して右クリックからWEB検索、できれば目的別の検索エンジンを選択できちゃったりしたら嬉しいな、と。そんなツールを探してみたら、意外にもあっさり見つかって、しかも結構有名らしく、なんで今まで気付かなかったんだろうと・・・orz

 それが、「ArtTips」というフリーソフト(Windows用)

 ソフト詳細説明を見れば分かる通り、右クリックからの検索だけでなく機能が盛り沢山すぎて全部は使い切れそうにないが。これを入れれば、先ほどのContext Menu Searchという拡張機能や、他の常用してるフリーツールなど不要になるものも出てきそう。とりあえずまだ「WEB検索」機能くらいしか使ってないけど、いや、さすがに便利。

 そもそも、きっかけは先日のこの記事。Google日本語入力で住所から郵便番号へ変換出来ることを知って「こりゃぁ便利だ!」と喜んだのも束の間、完全な郵便番号辞書ではないのでイマイチ使えない、と。だったら、いつでも、どこからでも、WEBの郵便番号検索を出来るようにしたいな、と

 ArtTipsで事前に下記のように設定しておけば、



 テキストエディタを使っている時でも、文字を選択して右クリックから郵便番号検索を実行することが出来る。特に指定しなければデフォルトのブラウザが起動し指定したサイトで検索される。ブラウザの拡張機能ではないのでIEなどでももちろん使える。



 これなら、Google日本語入力の変換と違い完全な郵便番号辞書から調べることが出来るので、まぁ安心かな、と。



 
 で、いつでもどこでも検索でき、しかも好きな検索エンジンを選択できるとなったら、個人的には通達検索や質疑応答事例等検索も入れておきたいところ。こちらの記事にも書いたが、Googleカスタム検索を利用したもの。ArtTipsでも使えるし、しかもちゃんとフレーズ検索(”◯◯◯” などダブルクォーテーションでキーワードを囲む)となるように設定できる。これは嬉しい。







 あ、Mac?・・・Macは・・・・Automator でなんとか出来た。



以上。


2013年5月7日火曜日

Google日本語入力で「住所から郵便番号へ変換」



 上の画像の通り、Google日本語入力で「郵便番号」を入力して変換するとその郵便番号の「住所」が変換候補に表示される、というのはよく知られた機能かと。でも、その逆、つまり「住所」を入力してもその「郵便番号」は変換候補に表示されない。

 郵便番号から住所入力しなきゃいけないのに参照してる資料には郵便番号の記載がなく住所だけ、といったケースも少なくない。そのたびに舌打ちしながらWebで郵便番号検索をしなければならず不便を感じていた。

 先日ある方に「住所から郵便番号への変換って出来ないよね?」と聞かれたのを機に改めて調べてみたら・・・・・・・で、できるやん・・・・。

 特に難しい設定や操作は必要ない。要はGoogle日本語入力の「再変換」機能を使うだけ。つまり、住所を入力したらいったん確定させ、その後再度変換すると変換候補に郵便番号が表示される。




 こちらの記事にも書いた通り、再選択は「Ctrl+Shift+左矢印(←)」、再変換はWinなら「変換」キー、Macなら「Ctrl+Shift+R」を押せばOK。Winの場合、文字確定後に再選択をしなくてもそのまま「変換」キーを押せば再変換されるケースもあったりする。アプリケーションによって挙動が異なるのかちょっと原因は不明だが。

 ちなみに、Google日本語入力だけではなく、MS-IMEでも同様の機能を使って住所から郵便番号へ変換することはできる。が、MS-IMEの場合、いちいち辞書を「一般」から「人名/地名」へ切り替えなければならず、ちょっと使う気にはならない感じ。



 まぁ、そんなわけで、これでいちいちブラウザを起動して郵便番号検索のページを開いて住所を入力して調べなくても、いつでもサッと郵便番号を調べられるようになり、いやぁ~、メデタシメデタシ・・・・・・



 ・・・・・・・とはいかなかった・・・・orz

 しばらく使っているうちにあることに気がついた。例えば「東京都港区六本木~」という住所の郵便番号を調べるとする。上の手順で住所を入力し再変換すると、下記の通り「106-0032」という郵便番号が候補に表示される。


 もちろんこれは間違ってはいない。合ってる。合ってるんだけど・・・郵便番号は、規則性に欠けるっていうか、例外が結構あって、Google日本語入力の辞書はそこまで厳密には対応していない、ということらしい。上記の住所をWEBで郵便番号検索してみると、下記の通り「(次のビルを除く)」ということで、大きなビルは階数毎に郵便番号が割り振られていたりする。もし調べようとする住所がこれらのビルだったりすると、違う郵便番号を記載してしまうことになる。(それでも実際には郵便物なんかは届くのかも知れないが。)



 この「(次のビルを除く)」だけであれば全国でもそれほど数がある訳ではないので、「東京都港区六本木」と入力したら「106-0032 東京都港区六本木(次のビルを除く)」という候補が出るように(例外があるということだけでも分かるように)個別に辞書を追加すれば良いかなとも思ったのだが。例外事項はこのケースだけではなく、地方の方は住所自体もややこしいし、色んなパターンの例外があって個別の辞書追加だけでは対応しきれない、という結論に達した。(そもそも、だからこそGoogle日本語入力の本家の辞書もそこまで対応してないのだろうし、メンテも大変だし。)

 というわけで、Google日本語入力で「住所から郵便番号へ変換」は完全ではないので、残念ながらちょっと使いにくいかな、と。その代わり、方針転換して、いつでも右クリックからWEBで郵便番号を調べられる方法を探してみた。その解説はまた後日ということで。