2013年2月17日日曜日

『Blogger』でFacebookの「いいね!」ボタンを設置するときに引っかかったポイント



マイナーを謳ってるだけあって訪問者も少ない当ブログ。
でも・・・・それでも・・・・・・・「いいね!」ボタンってやつ? 
つけてみたいじゃない?

そんなわけで調べてやってみた。

が、思いのほか手こずったので、引っかかったポイントをメモ。

まずググって最初に参考にさせて頂いたのがこちらのブログ。

clmemo@aka: Blogger に Facebook の「いいね!」ボタンを設置する


ふむ、ふむ、なるほど。

で、書いてある通りにやってみた。

が、が、がががが・・・

そもそも「bodyタグ」やら「data:post.body~」というものが見つからない。


ここで最初の引っかかったポイント。

BloggerのテンプレートのHTML編集画面で「ウィジェットのテンプレートを展開」というチェックボックスがある。
ここは最初はチェックが入っていないのだが、ここにチェックを入れないと「bodyタグ」やら必要なコード部分が表示されないようだ。



で、ようやくそれに気付いて「bodyタグ」等を見つけてコードを挿し込み、確認のためにプレビューボタンを押すのだが。

が、が、がががが・・・



なんでやねん!!!

先ほどのブログに書いてある通りにやってみて、何度も何度も何度も確認したけど「Bad Request Error 400」

いったんはここで諦めたのだが、時間を置いてまたチャレンジ。
再びググってたらこんなブログ記事が。

blogger に facebook の Like(いいね)ボタン - kaze-kaoruの日記



おぉ?もしかしてコードを挿し込む位置が違ってたのかぁ~?

と、このブログに書いてある位置にコードを差し込んで、いざプレビューボタンを押すと・・・・。



なんでやねん(再)!!!


その後もいろいろ試行錯誤してやってみて、この形になり、


今度こそはと祈りつつプレビューボタンを押してみるが・・・・



なんでやねん(再々)!!!

諦めかけたが、あまりに腹が立ったので、もう「プレビューボタン」じゃなく、「テンプレートを保存」ボタンでコード修正を確定させてやった。

そ、そ、そしたら、ナント!・・・・出来てるっぽいじゃないですか!


ということで、プレビューボタンは無視!が正解だった。
これが2つ目の引っかかったポイント。


あ、当たり前のことだけど、修正を確定させる前に、元コードのコピーはしっかり保存しておくこと!


以上。

ま、いいね!ボタンをつけたからどうしたって感じもするけど・・・・・。

※<2015/07/02追記>
忍者ツールズのおまとめボタンとやらを設置してみた。


↓ せっかくだから誰か押してみて下さい。せっかくだから。

2013年2月14日木曜日

我が『Google日本語入力』は為替相場を覚えた。




前回のこのネタ(Blog the Minor: 覚えの悪い税理士のための『Google日本語入力』の便利な使い方)を他に何か応用できないかと考えているのだが。

過去の為替相場をユーザー辞書に取り込んでみるっていうのはどうだろう、と。

試しに為替相場のヒストリカルレート(日次)のデータをみずほ銀行のサイトからダウンロード。
とりあえずはUSドルのデータを全期間分(2002年4月1日~2013年1月31日)辞書登録してみた。

「読み方」をどう登録しようか迷ったが、とりあえずは「USD020401」という形にしてみた。ちなみに数字は年月日(西暦年下二桁+月+日)を表す。
USDを大文字にするのにShiftキーを押さなきゃいけないので小文字にしようと思ったが、Shiftキーを押さないと「うsd」となってなんか気持ち悪いなと。
まぁ「べいどる」とか、単に「どる」の方が入力しやすくて良かった気もするが。


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使い方は簡単。
例えば、

「あれ?去年の8月15日の米ドルのレートっていくらだっけ??」

と思った瞬間、ディスプレイ上の検索ボックスでもアドレスバーでもメール作成画面でもどこでもいいので、「USD120815」と入力する。

すると、画面はこうなるはず。


はい、はい、はい、1ドル78.87円ね。
ちなみにTTMね。


次、「よし、じゃあ去年の3月末のレートはどうなってた??」・・・ということで「USD120331」と入力するが・・・・。


あ、あれ、出てこない。

そう、その日に相場がなければレートは登録がないので表示されない。
そんな時は前日に戻って「USD120330」とすると・・・


はい、はい、はい、出た、出た、82.14円ね。


このように、思い立ったらすぐに過去のレートを調べることが出来る。
便利だ・・・・・た、多分。


もちろん、前回やったようにこのレートを基に、Google日本語入力の計算機能を使うことも出来る。

例えば、今年の1/15に99.0ドルの買い物をした領収書があったとして、日本円でいくらかを計算するとき。
「99*USD130115=」と入力すると・・・・


このように「99*89.59=」が変換候補に上がるのでそれでいったん確定。


そして、ここで再変換機能の登場。

いま表示された「99*89.59=」を選択し、Winなら変換キー、MacならCtrl+Shift+R を押すと・・・


はい、計算結果が出た!。
(使ってるアプリケーションによるのかなんなのか、たまに計算結果がダブって出る場合がある・・・)

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他の通貨も各自の利用頻度に合わせて登録すれば良い。
上記データはTTM(電信売買相場の仲値)ベースだが。
TTSやTTBを利用することが多ければそれらも登録すれば良いと思うし。
あるいは月中平均レートとかも。
ちなみに、月中平均レートを登録する場合の「読み方」は、「USD130100」(2013年1月の場合)という感じで、「日」の部分を「00」にすれば良いかなと。


ま、正直、個人的にはあまり使用頻度は高くなさそうな気はするが・・・。

以上。

あ、USドルのデータだけ辞書インポート用のテキストファイルにしたので一応置いてみる。(例によってあまり検証はしていないので自己責任で)

   <2013/02/18> ユーロと香港ドルのデータを追加
   <2013/03/01> 2013年2月分の日次データを追加
   <2013/04/10> 2013年3月分の日次データを追加
   <2013/05/01> 2013年4月分の日次データを追加
   <2013/06/05> 2013年5月分の日次データを追加
GoogleIME辞書(USD-TTM 020401-130531).txt
GoogleIME辞書(EUR-TTM 020401-130531).txt
GoogleIME辞書(HKD-TTM 020401-130531).txt


つーか、本家の辞書にこのデータ欲しいな・・・。
そしたら毎月辞書データ更新する手間がなくなるのに。
あ、でも重くなりすぎちゃうかな。う~ん・・・・。


2013年2月7日木曜日

覚えの悪い税理士のための『Google日本語入力』の便利な使い方




覚えの悪い税理士・・・・・・・・・・・そう、私だ。

いや~、覚えてらんない。覚えてらんないよ。税率なんて。

所得800万の時の所得税は?と聞かれてもパッと頭の中で計算出来ない。
給与600万の時の給与所得控除っていくら?って聞かれてもワカラナイ。

なので、その都度ググっては国税庁サイトの速算表に当てはめて計算するのだが。
気の利いたExcelシートでも作っておけばいいのかも知れないが、つい面倒で。
もちろん税額計算するソフトやサイトとかはあるし、イマドキはスマートフォンのアプリまである。
でもそれらに辿り着く前に面倒臭くなっちゃう。
なんか、こう、もっと気軽に調べたり計算できないだろうか。

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そこで、Google日本語入力を使ってみるのはどうだろう、と。

つまり、よく参照するけどなかなか覚えられないことはGoogle日本語入力に辞書登録しちゃおう、と。

とりあえず、手始めに以下の情報を辞書登録してみることに。
No.2260 所得税の税率|所得税|国税庁
No.4155 相続税の税率|贈与税|国税庁
No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税)|贈与税|国税庁
No.1410 給与所得控除|所得税|国税庁

これで、例えば「しょとくぜい」と入力すると以下の様な変換候補が出るように!



「ぬおおぉぉぉおお!!!!!!」
こ、これは便利だ・・・・。
これなら、どんなアプリを使っている時も、文字さえ打てれば税率が参照できる。

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で、ここまでならMS-IMEやATOKなどでも同じことは出来るはず。

つまりここから先が「Google日本語入力」の真骨頂である。

それがGoogle日本語入力の「計算機能」だ。
(といいつつ、私が知らないだけで他のIMEでも可能なのかも知れないが)

Google日本語入力は変換時に計算する機能を持っており、例えば「10000*0.05=」と入力して変換させると、変換候補の中にこの算式の計算結果が表示される。
この場合だと「500」が候補の中に上がってくる。

せっかくだから、先ほどの辞書登録で税率や速算控除額等が分かるのなら、計算までしてもらっちゃおう、と。
といっても、あの速算表の内容を変換候補で表示させて一瞬で頭に入れ、例えば「8000000*0.23-636000=」とそのまま手入力してGoogle日本語入力に計算させる、というのでは芸がない。
というか、まず速算表の内容を一瞬で覚えられない・・・。
まぁその変換結果を残しておいて参照し、後で消せば良いのが。
それだとちょっとスマートさに欠けるというか。

そこで今度は「再変換機能」、こいつの出番だ。

例えば、所得800万の時の所得税額が知りたいとする。
おもむろに「8000000しょとくぜい」まで入力すると、表示される変換候補は以下のようになる。



そう、さきほど辞書登録した所得税の速算表の情報が「しょとくぜい」部分の変換候補になる。
で、この時点で、求めようとしてる800万の所得は「900万円以下:23%(速算控除636,000円)」の区分に該当することが分かる。
そこで、さきほどの「8000000しょとくぜい」の入力の続きで「23」を入れる、つまり「8000000しょとくぜい23」と入力する。
すると、今度は変換候補は以下のようになる。



なぜこうなるかというと、実は事前に「しょとくぜい23」の変換候補を「*0.23-636000=」となるように辞書登録してるからだ。

ここでいったん変換を確定させる。
すると、表示されている文字は「8000000*0.23-636000=」となる。


繰り返すが、ここで電卓を取り出すようでは芸がない。

確定させた直後に、表示されている文字を全部選択し直して反転させる。
<2013/02/09 追記>==========
ちなみに、確定した位置から戻って文字を選択し直すときは「Shift+左矢印(←)」を押すのだが、1文字ずつ戻っていると結構メンドクサイ。
だからといってマウス等でやるのもキーボードから手が離れてしまうのでちょっと。
なので、「Ctrl+Shift+左矢印(←)」でやるとよい。
Macなら選択位置から行頭まで一発で選択できる。
Winでも単語ごと(?)になるので1文字ずつよりは圧倒的に早い。
Macで、もし行頭までの選択だとかえって面倒になるケースであれば、「Shift+Option+左矢印(←)」とすると単語ごと(?)になる。
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この状態で、
Windows なら「変換キー」を、
Mac なら「Ctrl+Shift+R」を、
押してみると・・・・・・・・あら不思議。


再変換候補としてGoogle日本語入力の計算機能が活躍し、見事に所得800万の時の所得税額を表示することが出来た。
あとは、計算結果のみでも良いし、計算過程+計算結果でも良いし、必要に応じて確定すれば良い。
※ なお、通常の「再変換」なら文字を選択し直すことなく「変換キー」等を叩けばOK。

そんな訳で、各税率区分での算式も全て辞書登録しておくと便利かな、と。
まぁ、文字を選択し直すのがやや面倒だったり、変換結果の数字にカンマがつけば嬉しかったりするが、そこまで望んでは贅沢か。

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ちなみに、Google日本語入力の辞書登録はテキストファイルのインポートにも対応しているので、一応今回作ったファイルも置いておく。
相変わらず需要がなさそうなうえに、どこか間違いがあるかも知れないが。
Google日本語入力用辞書(各種税額等速算表-H24年4月1日現在).txt
ちなみに、現在でも所得税等の税率の改正が予定されており、その点には十分注意しなければならない。

で、公開しておいてなんなんだけど、実はこのファイルはひとつ問題がある。
うまく動作しないケースがあるのだが、現在対応策を検討中。
その点が解決したり、税率等の改正があれば改めて修正版を公開する予定。


ちなみに、復興特別所得税の割戻し計算でこの方法が使えないかと試してみたが。
端数処理のせいで正確な計算にならないのと、源泉税を消費税込を対象にするケースと税抜を対象にするケースがあって複雑になるので諦めた。
もっとも、上記の各種税金計算も試算的な使い方を想定しているので必ずしも正確なものではない場合もある。
例えば給与所得控除なんかも、本来は、給与660万円未満の場合は速算表によらず所得税法別表第五(年末調整等のための給与所得控除後の給与等の金額の表)を用いて給与所得控除後の金額を求めることになる。

でもまぁ、この方法は他にも何かと応用できそうな気はする。



『Google日本語入力』・・・まだまだいろんな使い方が出来そうだ。



2013年2月5日火曜日

領収書は折るな!とか、そんな話。


さて、確定申告。
この時期になると領収書と触れ合う機会も多くなる。
ってな訳で、領収書についていろいろと思うところを書いてみる。
過去の内容とカブる部分も多々あるが。

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◆折らない!


店で買物等をしてお金を払い、領収書をもらう。
その時に、領収書はいったん財布にしまわれることが多いだろう。
レシート・領収書は店によって大きさもまちまち。
中にはやけに長いもの・大きいものがある。
そのままだと財布に入り切らなければ当然折りたたむことになる。
ここで、ピチッと折ってはいけない。
ここは、フワッと折るべき。
で、帰宅したらなるべく早めに財布から取り出し、伸ばした上でA4クリアフォルダなどで保管する。
いつまでも折ったままの状態にしているとクセがついてしまい、いちいち伸ばさないと内容が確認できなくなる。
1枚1枚では大したことでなくても、溜まった領収書を処理する時はこの「伸ばす」作業が本当にバカにならない。
あ、ちなみにクシャッと握りしめて上着のポケットとか入れるのは論外。



◆貼り付けない!


領収書は台紙に貼り付けて保存しなければ・・・なんて決まりはない。
あの貼り付ける作業は面倒だし紙の無駄だと思う。
ましてや、会計ソフトに入力する前に貼っちゃったら見難くてしょーがない。
領収書はスキャンして、ある程度のくくりでクリップでとめ、封筒型のリフィルに放り込んで保存している。
こちらの記事(Blog the Minor: 私がせっせと領収書をスキャンする理由(本編))ではキングジムの商品を紹介したが。
KOKUYOの同タイプの商品もなかなか良い感じ。
両方ともフタがもうちょっとしっかり閉まるといいんだけど。



◆穴を開けない!


領収書の保管方法として、領収書にパンチで穴を開けボール紙で表紙を付けて綴紐でひとまとめにする、というのがある。
台紙に1枚ずつ貼り付けていくやり方に比べればラクな気はするが。
領収書を何枚かまとめてパンチすると思うが、領収書の角を揃えるのはなかなか難しくパンチがズレることも多い。
まとめた中の1枚だけパンチされなかったり、ズレて日付や金額など大事な箇所に穴が開いてしまったり。
なによりも、穴あけ器にはゴミが散らからないようにためておく箇所があるがそれでもあの丸くて小さいゴミが散乱してしまうことが多く、個人的にはあれがキライ。



◆綴じない!


ここで言う「綴じない」とはホチキスで綴じないということ。
私の場合、領収書はすべてスキャンして管理している。
そのスキャンの大敵がホチキス。
スキャナーよってはいちいち外さなきゃいけないし。
ScanSnapS1100ならホチキスで綴じたままスキャンはできるが、スキャナーが痛みそうで。
「領収書とその明細書」みたいな2枚組のような時はクリップで良いかと。



◆鮮度が大事!


レシート・領収書にも鮮度ってもんがある。
古くなったものは、特に感熱紙とかのレシートだと文字が不鮮明になり、内容が見難くなる。
また、上述のように折りたたみグセがつくと伸ばす手間もかかりスキャンもかけにくい。
出来れば新鮮なうちにスキャンしてデータ化しておきたい。
領収書をもらう都度モバイル用のスキャナーでスキャンしておければ一番良いのだが、まだそれに適したスキャナーは見当たらない感じ。
ちなみに、スマートフォンでの撮影も考えられるところだが、個人的にはNG。
写真だとファイルサイズも大き過ぎるし、光のあたり具合や角度なんかも気にしなきゃならない。
その辺を補正してOCRかけてPDF保存まで出来るアプリはあるかも知れないが、そもそもそんな作業はスマホでやるべきではないと思ってる。
バッテリーの無駄遣いにしか思えない。
あくまでも緊急用かなと。



◆ブランクはNG!


領収書を会計処理する際に必要な情報は「日付・金額・相手先・内容」だ。
これらの全部又は一部が白紙の状態になっている領収書などが時々ある。
金額がブランクはもっての他だが、時々お店側がヘンに気を利かせてブランクにしてきたりもする。
こんな時は金額欄にあとで好きな金額を入れる・・・・ではなく、実際に支払った金額をちょこっとメモしておく程度の方が良いのではないかと思う。
それと、日付のブランクは割りと多く見かけるが、これ、地味に不便。
これも実際の利用日をメモしておくと第三者が処理する時は有難い。
内容は、レシート以外の場合は記載されているケースの方が少ない気もするし、あっても「お品代」程度が多いかと。
店舗名等で大体の内容が分かる場合は別に構わないと思う。
店舗名からは使途がマッタク想像できず、ある程度の金額の場合には内容をメモしておいた方がよい。



◆支払い手段ごとに分ける!


領収書をどういう風に分けて保管するかは、取引量や処理方法にもよるし、これがベストというのはないと思うが。
個人的には「支払い手段ごとに分ける」ようにしている。
現金払い、クレジットカード払い、銀行振込、銀行口座引落、Suica等の電子マネー払い、など。
仕訳で言うと「貸方」を固定しておく感じ。
例えば、銀行口座払い(振込・引落)なら預金通帳、クレジットカード払いならカードの利用明細書を基に会計処理をすることが多いと思うが、領収書の方でも処理してしまうと仕訳がダブってしまう可能性がある。
なので、これらを区別しておくことは重要かな、と思いつつ。
でも支払手段もどんどん増えているので、それも面倒な気もしつつ。


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ま、長々と書いた割にはどうでもいいことばかりだけど・・・。

あ〜、早く領収書も電子化しないかな〜・・・。