2013年11月10日日曜日

中華フォン はじめました



 初めてヤフオクを利用してNexusOneを手に入れたのは確か息子が産まれるちょっと前。あれから早3年。文鎮化の危機を何度も乗り越えカスタムROMなど入れつつ凌いできたが、イマドキ512MBという容量はいかんともし難く。
 アプリは極力SDカードに逃し、FacebookやTwitterは定期的にキャッシュクリア、など涙ぐましい努力も虚しく、アプリの容量は更新のたびに肥大化し、ひとつ、またひとつとアプリを削除せざるを得ない状況が続き、さすがにもう・・・限界・・・・。

 そろそろ次のスマートフォンを、と思いつつ、なかなか欲しい機種もなく、仕方なく中華フォンを物色。欲しい機種が出るまでのつなぎで安いのでいいかと思いながら、結局決めたのがこちら。

【在庫】里奥NEO N003 |アンドロイド屋


 





 中華フォンとしては多分ハイスペックな方の部類。お値段も3万円弱でそれほど安くもなくなっちゃったけど、まぁ仕方ない。
 カラーはブラックとホワイトの二種類で、いつもなら迷わずブラックを選ぶところ、今回はあえてホワイトを選んでみた。ちょっと新しい自分に出会ってみたくなってね、うん。

 アンドロイド屋は初めての利用。日本語のサイトだが運営は中国のショップらしい。確かにたまに日本語微妙な箇所もある。ただ、ネット上での評判も特に悪くはなさそうだし、PayPal使えるし、いろいろ見てたら早く欲しくなってきたので、早速カートにぶち込んで、購入ボタンをポチったのが7月31日。そう、7月31日。

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 なるべく早く届くように有料の配送オプションもつけた。国際速達で通常は5日程度で届くとあったので、まぁ遅くとも一週間後くらいにはとか思ってたが。注文受付確認メール以降、発送したという連絡が一向に来ない。改めてサイトを確認してみると、なんと「予約受注」という文字が。さらに注意書きで「入荷予定が8月中旬~」とか書いてある。おいおい、先に言えよ(多分最初から書いてあったけど気づかなかっただけ)、と思いつつおとなしく待つことに。(おとなしくっていっても、注文ステータスが変わらないかしょちゅう見に行って更新ボタン押しまくってたけどね。)

 で、8月13日、何も連絡なし、サイトの記載も変わらず。

 14日、やはり連絡なし、サイトもそのまま。

 さぁ、いよいよ15日。「中旬」って言ったらやっぱ15日でしょ。いわば「ザ・中旬!」・・・・・・・でも何も変化なし。

 16日・・・・ま、まぁ、アレだ、16日も「ザ・中旬!」と言ってもいいだろう・・・・・・変化なし

 で、17日だったか、18日だったか、正確な日は忘れたが、いつものようにサイトを見に行って衝撃を受けた。

 「入荷は8月下旬頃に~」・・・・・

 注意書きが「中旬」から「下旬」にしれっと、そう、しれ~っと変わってやがったよね。

 さすがにちょっとショックを受けたが、まぁ仕方がない、おとなしく下旬を待つことに。(おとなしくっていっても、注文ステータスが変わらないかしょちゅう見に行って更新ボタン押しまくってたけどね。)


 さて、下旬。俺の中では「下旬」って言ったら21日から。ってことで、21日以降はより一層更新ボタンを押しまくったけど・・・マッタク変化なし。

 いよいよ31日、いくら「下旬」の解釈に幅があるって言ったってもうコレ以上の「下旬」はねぇよ、さぁ、どうする?さすがに今日は注文ステータスを「受付」から「出荷」に変えてくれるんだろ?え?おい、とか独り言を言いながら連打してやったけど見事に反応なし・・・。


 1日。9月1日。おいおい月変わっちゃったよ。確かこの日だったと思うんだけど。いつものようにサイトを見に行くと・・・

 「9月5日前後入庫する予定です。」

 おぉぉおおぉおお!!!
 「中旬」を「下旬」に変え、その「下旬」さえも守れなかったくせに詫びの一言もなくこの記載、むしろ清々しい。さすがは中華だ。まぁいいだろう、やっと具体的な日付が見え、しかもすぐじゃないか。「前後」ってのが多少気になるが、まぁ待ってやろう。

 9月4日・・・・
 (まぁ前後って言った場合は大体「前」にはならんよね・・・)

 9月5日・・・・
 (まぁ前後って言った場合は大体「当日」にはならんよね・・・)

 9月6日・・・7日・・・・
 (う、うそだろ・・・俺的には9/5前後っていったらせいぜい9/7までだぞ・・・中国では違うのか?・・・・)

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 さすがに焦りを覚えた。騙されたのか?・・・アンドロイド屋の評判を再度ググりまくった。でもそんな記載も特には見当たらない。
 ちなみに、8/24にはDCカードから「9/10引落の案内」が来ていて、その中にはしっかりこの中華フォンの代金も入ってる。Amazonとかの買い物なら出荷されるまでカード決済もされないけど、今回はもう代金も引き落とされてしまう。さすがに我慢の限界だ。

 ということで、ちょっとメールで問い合わせてみることに。サイトのお問い合わせページから名前やメールアドレス、問い合わせ内容を入力。細かな文面は忘れたが『7/31に注文した里奥NEO N003。入荷予定が「8月中旬」→「8月下旬」→「9月5日前後」と変わり、いま9月×日でもう9/5も過ぎちゃってるけどどうなってんのよ?』的な内容。気は進まなかったが意を決して送信ボタンを押すと・・・・・

  _人人人人人人_
 > 送信エラー <
  ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


 特に記載はないが文字数制限でもあるのかなと一応文面を少し削って再度送信。

  _人人人人人人_
 > 送信エラー <
  ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


 ・・・文面を「テスト」で再送信。

  _人人人人人人_
 > 送信エラー <
  ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


 はっは~ん、日本語か、日本語がいけないのか。それならば「test」で再送信だ。

  _人人人人人人_
 > 送信エラー <
  ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


 オ、オワタ・・・・。
 日を改めても同じで、もう完全に詰んだわ、コレ・・・・。
 

 ちなみに、本記事のためエラーの正確な文面を改めて確認しようと再度テスト送信してみたら「お問い合わせを受け付けました。可能な限り速やかにお返事いたします。お問い合わせありがとうございました。」って何事もなかったように受け付けられた模様・・・どこまで俺を馬鹿にすれば気が済むのか・・・・。

====

 さすがに意気消沈し、もうこの注文のことはしばらく忘れよう、と思ってたら、9/16にまたサイトに変化が。

 「少量入庫しております。」

 うぉぉぉおおおぉぉぉ!!微妙ぉぉぉ!!!
 なんだよ、それ。少量て・・・・。俺の・・・俺の分のN003ホワイトは入荷してんのかどうか答えろやボケぇ。

 ・・・どうやら俺の分は入荷されてなかった模様。チーン


 ここからが長かった。もうこれはN003のことは忘れた方がいいのかな。かといって他を買う気にもならなかった買うお金がなかったし、イヤだけどサブ機として使用してるiPhone4Sをメインで使うしかないのかな、なんて思いながら過ごすこと約1ヶ月、1ヶ月ですよ、奥さん。ようやく10/16になってサイトにまた変化が。

 【予約受注】→【在庫あり】

 お、お、おぉぉぉぉおおおぉぉぉ、ついにこの日が(涙)。

 と思いきや、良く見たら

 「ホワイト(10月の月末入荷予定)」

 いつもならブラックを選んでるくせにこんな時に限ってホワイトを選んでる俺って一体・・・・。ま、まぁいい、ここまで待ったんだ、月末を待とうじゃないか。

 と思ったら、月末を待たずに10/18に「ホワイト(10月の月末入荷予定)」のカッコ書き部分が削除された模様。よしっ、あと一息だっ!!



 更新ボタン連打が日々激しくなる中、10/21にこんな変化が。

 「ホワイト」→「ホワイト(パンダ色)」


  _人人人人人人_
 >  パンダ色  <
  ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


 なんだよパンダ色ってwww 写真追加されてたけど、前面がブラックで裏面がホワイトで「パンダ色」・・・(´,_ゝ`)プッwww  単に白の部品が足りなくなっただけだろwwww う~ん、ないわwww ヨカッタ、早めにホワイト注文しておいて。

 なんて、パンダ色のことを小馬鹿にしてたら、ついに・・・・ついにこの時が・・・・・注文ステータスが「配送済み」になったぞぉぉぉおおぉぉl!!!!!

 もともと無料のメール便以外に有料オプションでEMSかDHLを選ぶようになっていて、今回はDHLを選んだわけだけど、ステータスには「FedEx」で発送したという斜め上の対応。まぁこの際そんな細かいことはどうでもいい。

 早速FedExのサイトで確認すると、まだステータスは「貨物情報はFedExに送信されました。」だが、予想出荷日は10/21、配送予定日は10/25となっている。すぐやん!もうすぐやん!

 この日からアンドロイド屋のサイトではなくFedExの荷物追跡サイトで更新ボタン連打が始まる。

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 ここまでくればもう大丈夫、あとは待つだけ、と思いつつ更新ボタン連打の手が止まらない。が、一向にステータスが変わらない。そのうち配送予定日が10/25ではなく「N/A」になってしまった・・・な、なんてこった・・・もしかして、実はまだ発送してないのか?・・・・アンドロイド屋が悪いのか、FedExのせいなのか、なんだかもうよく分からなくなってきたよ・・・。

 いったんは表示された配送予定日、10月25日になった。
 もちろん届きもしないしステータスも相変わらず。もういいや、と。ちょうど仕事も忙しい時だったし、そもそもこちらからは何もしようがないし、そのまま放っておいた。

 26日・・・・・27日・・・・・・・ピンポ~~ン。いきなりチャイムが鳴る。出てみるとFedExのお兄さん!な、なんで???
 (・。・) キョトン…こんな顔で荷物を受け取り、早速開封しようとするが。そこはさすがに香港から海を渡ってきた荷物、ガチガチにテープで固められている。体感的にはダンボールとテープの割合が同じくらいだ。
 とにかくまぁ手こずったがなんとか開封。マッタク3ヶ月もじらしやがって、早くそのキレイな白い顔を見せやがれ!グヘヘヘ、とヘンなテンションで手荒に化粧箱を開けてみると・・・・

  _人人人人人人_
 >  ブラック <
  ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄

 まさかの顔黒。う、うそだろ・・・・あれだけ新しい自分に出会いたくてホワイトを選んで3ヶ月も待ったのに、ブ、ブラックだと?・・・ま、まぁいい、ブラックは元々好きだしね。俺、ブラックは好きだしね。そう言い聞かせながら新しい相棒を手に取った、その瞬間、眩いばかりの白が目に飛び込んできた・・・・

 ( ゚д゚)ハッ!マサカ・・・


  _人人人人人人_
 >  パンダ色  <
  ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


 あれだけ小馬鹿にしていたパンダ色のスマートフォンがいま自分の手の中にある・・・しばし呆然・・・。だが、さすがにここでクレームを入れて交換を要求する勇気も気力もなく、そのまま使うことに。
 せめてブラックのバックパネルをサービスで同梱してくれるくらいしてくれても・・・なんて思ったが、まぁいい。元々パンダは好きだしね。俺、動物の中でパンダが一番好きだしね。(棒)
 そんなわけで、当分の間、俺の前で「パンダ」って言うの禁止ね。

 ちなみに、サービスのつもりなのか、一緒に購入した保護シートとは別に、既に本体に保護シートが貼ってあったんだけど。なんか指紋がベッタリついてて、何度拭いてもとれないな~と思ったら指紋つけた上から保護シート貼ってやがった。まぁでも、この3ヶ月にわたる数々の仕打ちを考えればそんなことは些細なこと。無事に(無事じゃねぇけど)手に入れただけヨシとしよう。

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 そんなわけで、大変苦労して手に入れた初めての中華フォン。もしこの記事を読んで「自分も中華フォンを買ってみたい」と思った方がいれば(← いねーよ!)、これだけは言っておきたい。


 悪いことは言わない。
 Nexus5にしとけ!


P.S
 3ヶ月待ってようやく入手し、今もまた在庫切れで予約受注となっているほどの人気ぶり。そんなプレミア感たっぷりのこのスマートフォン「里奥NEO N003 32GB ホワイト(パンダ色)」。
 もしどうしてもということであれば、Nexus5と交換してあげてもいいよ、うん。




2013年10月9日水曜日

今年もモチロン手書きはしねぇ。年末調整書類はフォーム付PDFで。



※ 2017/10/28 追記
平成29年分年末調整の書類はこちらから → 『Blog the Minor: 手書きなんてイヤだねっていう人のために、年末調整書類PDFに入力フォームつけておきました』


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 ぼちぼち年末調整。と言っても、10月も半ばに差し掛かろうってのにやたら暑く、クーラー入れて上半身ハダカで仕事してるので全然実感ないんだけど。

 昨年、年末調整関係の書類をフォーム付PDFで作成したので、今年もそれを更新。今回は特に改正もなく様式はほぼ同じなのでフォームをコピペしただけだけど。(細かいことを言うと、フォームをコピペする際にフォームの順番が狂ってしまうので、それを直すのにひと苦労あったけど)

 H26年分給与所得者の扶養控除等申告書 R1.pdf (注2)
 H25年分給与所得者の保険料控除申告書等 R1.pdf (注1)
 (面倒くさいので今年は「自動計算ナシ」Verは作成せず。)
 (もし使用する場合は自己責任で。)


(注1)<2013/10/17 追記>
 当初アップしていた「H25年分給与所得者の保険料控除申告書等 R1.pdf」をAdobe Readerで開くと「この文書でAdobe Readerの拡張機能が有効になりましたが、この文書は作成後に変更されているので、拡張機能は今後使用できません。この文書の元のバージョンの作成者に問い合わせてください。」というメッセージが出るとのご指摘を頂きましたので、改めてファイルを作成し直し「H25年分給与所得者の保険料控除申告書等 R2.pdf」としてアップしました。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません・・・。


 H25年分給与所得者の保険料控除申告書等 R2.pdf




(注2)<2013/11/20 追記>
 当初アップしていた「H26年分給与所得者の扶養控除等申告書 R1.pdf」ですが、設置したフォームのせいで元の文書の線が消えてる箇所がある旨をコメント欄でご指摘を頂き、その点を含むいくつかの修正を加えましたので、新しいバージョンのファイルを「H26年分給与所得者の扶養控除等申告書 R2.pdf」としてアップしました。
 細かな修正ですので「H26年分給与所得者の扶養控除等申告書 R1.pdf」で作成した文書でも実務上は特に問題ないと思います。


 H26年分給与所得者の扶養控除等申告書 R2.pdf




(注3)<2014/11/11 追記>
 平成26年の年末調整で使用するファイルはこちらにあります。

「まだ手書きで消耗してるの?年末調整用書類はフォーム付PDFで。」



 で、様式が変わらないということは、昨年のデータを使い回せる可能性大。そのためには、Adobe ReaderではなくPDF-XChange Viewerというフリーソフトを使用する。昨年紹介した通り、このソフトは「フォームデータのインポート・エクスポート」が可能。


 昨年のファイル(扶養控除等申告書ならH25年分、保険料控除等申告書ならH24年分)を開き、「ファイル」→「フォームデータ」→「フォームからデータをエクスポート」で「(元ファイル名)_data.fdf」というファイルが出来るので、それを適当な場所へ保存する。



 で、今度は今年のファイル(扶養控除等申告書ならH26年分、保険料控除等申告書ならH25年分)を開いて、「ファイル」→「フォームデータ」→「フォームへデータをインポート」で先ほど作成したファイル「(元ファイル名)_data.fdf」を選択して取り込む。



 これで昨年と同じデータが入るので、後は今年変わった部分(例えば配偶者特別控除申告書における「あなたの本年中の合計所得金額の見積額」とか)をちょこっと直せば終了。扶養控除等申告書も同じ手順でOKだが、入力項目が少なければ新たに入力しちゃっても良いかも。


 なお、例によってMacではPreview.appやその他のアプリではなく純正のAdobe Reader.appで。フォームデータのインポート・エクスポートは出来ないけど。

 iPhoneだと純正アプリ(Adobe Reader)で入力は可能だが、保険料等の自動計算NGなので、PDF Expert (professional PDF documents reader)が望ましい。

 Androidでは、ezPDF Readerで自動計算までOKだったような気が。ちょこっと試しただけなので自信はないが。



 まぁ、そんなわけで、今年も絶対に手書きはしねぇぇ!!


P.S
 このファイルを作るのに手書きなら100枚くらい書き終わってそうなくらい結構な時間が掛かってるのはナイショ。

2013年8月13日火曜日

モノにメモする。




 あれ、コレって何だったっけ?? どうやって使うんだっけ??
 あ~、モノ自体にメモすることが出来ればいいのに・・・・。
 

 こんなちょっとした疑問がキッカケで、アプリを開発し、新しいビジネスを立ち上げ・・・なんて展開になれば良かったんだけど。そんな甲斐性もないので、とりあえずは既存のサービス等を使って何とか解決できないか考えてみた。


 モノにメモしたい。
 そう考えた時に真っ先に思いついたのがQRコード。最先端の技術というわけではなく、ほどよく枯れた感じがいい。とはいえ、QRコードのこともあまり良く知らないのでちょっと調べてみると、格納できる情報量としては、漢字等の文字ベースで1000~2000文字程度が限界らしい。が、文字数が多ければ多いほど生成されるQRコードは大きくなるし、セルも細かくなるので読取りの精度が悪くなるようで。スマホ等で読み取ることを前提とすると、100とか200とかの文字数くらいが現実的ではないかと。ちょっとしたメモを想定してるので別にいいといえばいいんだけど、ちょっと心許ない。
 そもそも、QRコードにメモの内容そのものを格納しようとすると、メモしようとするたびにQRコードを生成して~シールとして印刷して~という作業をする必要があり、これはちょっと面倒くさすぎるな、と。

 そこで、さらに頭をひねって考えてみたのが、クラウド型メモ(ノート)サービスを利用する方法。
 まず、ブランク(カラ)のメモのURLをQRコードに格納する。そう、メモの内容そのものではなくURLだけを格納する。で、そのQRコードを予めシール印刷しておいて、メモしたいモノがあったらそのQRコードを貼る。貼ると同時にスマホでコードを読取り、カラのオンラインメモ画面を呼び出して、そのままメモする。これなら、事前に大量にブランクメモを作成し、QRコードに格納して印刷しておけばいつでもサッと使えそう。しかも、メモの内容をいくら変えてもURLは変わらないのでQRコードはそのままでいいし。うん、イケるかも。

 クラウド型のメモサービスといえばもはや代名詞といっても過言ではない、お馴染み「Evernote」。だが、どうにも上手くいかない。個人的にどうもEvernoteと相性が悪いようで、いまいち使う機会がない。
 次に試したのがGoogleの新しいオンラインメモサービス「Google Keep」。メモごとにURLを持っているためそれをQRコードに格納、スマホから読み取ったらすぐに編集できた。さすがGoogle先生。



 だが・・・なんかつまんない・・・。無料だし容量は気にしなくていいしシンプルで良いサービスだと思うのだが、なんつーかこう、物足りないというかもうひと捻り欲しいというか。あと、やはりGoogleReaderの件もあるので、代替となるサービスも試しておきたい。ということで、有名どころっぽいクラウド型メモサービスである「Simplenote」や「springpad」あたりを物色してみるもイマイチ。「Catch」とやらは今月末でサービス終了になってしまうとか。MSのOneNoteとやらも試してみようと思ったがサイトが分かりにくかったのでイラッとして即却下。

 で、ようやく見つけたのが「wri.pe」というサービス。これも最近公開されたサービスのようで、ちょい前にGIGAZINEにも取り上げられていたようだがあまり記憶に無く、でも今回の用途には合いそうな感じ。
 「wri.pe」は「らいぷ」と読むそうなんだけど、どうしても「らいぺ」って読んじゃう。
 ちなみに、「.pe」とはペルーに割り当てられた国別コードトップレベルドメインのひとつらしいんだけど。こんなドメインがあるのを初めて知り、ベタだけど「katochan.pe」が取れるか検索したら、やはり登録済みだった・・・残念。

 

 wri.peは日本発のサービスながら基本は英語表記、だがまぁシンプルなサービスだし何とか使える。動作も軽快で、iPhoneやAndroid等のモバイルからは専用アプリではなくブラウザ経由だけど問題なし。デザインもキライじゃない。メモのタイトルに日付が自動的に入るのだが個人的には邪魔なので消したいところ。あと、アカウントはFacebookかGithub連携でしか作成できないところもちょっと不満。Googlekeepのような音声メモや画像添付にも対応していない。が、メモの共有・公開機能が予定されているようで、ここに大きく期待してる。




 こちらもこのようにメモ単位でURLが割り振られるので、これをQRコードに格納して印刷しておく。

 で、例えば冒頭の画像にあるモノに貼り付けてみる。



 上記はまだテスト段階なので普通紙に印刷して切り取ったものだが、QRコード用のラベルシールが市販されており、例えば小さいもので2センチ四方(1シート70片)からあるようなのでそちらを使ってみる予定。
 クラウド上のブランクメモを大量に用意しURLを取得してQRコードに格納・シール印刷しておくのが面倒な気もするが、そのへんはうまく出来そうな感触。

 で、スマートフォンでこのQRコードを読み取って、ブラウザで格納してあるURLを開くと、ブランクメモのページとなり、そのまま編集できる。



 今回の場合、例えば以下のようにメモして保存しておけば、今度何かの時にこのモノを見つけて用途が分からなくなっても、QRコードを読み取ればこのメモが表示されてすぐに問題解決となる。



 他にも、モノを購入した日や金額、お店、誰から貰ったものか、どの製品の部品なのか、などをメモしてみたり。
 あるいは、使わなくなったものをダンボールに詰めて収納の奥底にしまい込む場合、内容物のリストやそれらを使わなくなった理由などをメモしてQRコードをダンボールに貼っておくとか。
 電化製品とかだったら取扱説明書のPDFリンクを貼ったり、とか。
 あとは・・・あとは・・・・・まぁ何かあんだろーよ。(あれ・・・あんま思いつかない・・・自分で使わない気がしてきた・・・)

 クラウド上のメモが、限定した中での共有とか、一般公開とかの機能が使えるようになると、社内での利用とか、見知らぬ誰かとのメモの共有とか、もう少し用途の幅が広がるかもしれない。

 ということで、とりあえず「Googlekeep」と「wri.pe」を使ってみたが、実はもうひとつ良さげなサービスを見つけた気がするので試してみる予定。


 あ、最後に大事なことを・・・「一方ロシアは付箋を使った」って言うの、禁止ね。


2013年6月8日土曜日

A3等の用紙をスキャンするのにキャリアシートって要らないよね。



 いま平成何年ですか? はい、平成25年ですね、25年。

 ちょいとググったところによりますと「行政文書の用紙規格のA判化」ってのは平成5年から順次進められてるそうで。ってことは、既に20年。A4に統一しようぜ!ってなってから実に20年も経過してるわけで。民間だともっと前からそのような動きがあったとかなかったとか。
 にもかかわらず、にもかかわらずですよ、未だにA3とかB4の用紙を手にする機会がある。実に嘆かわしい。喝だっ、かーつッ!
 大体A4を超える大きさの用紙を扱うためのスキャナーやプリンタはとにかく高い。たまにしか使わないのにそんなの買ってられない。(ちなみにB5、「俺A4より小さいからセーフ!」とか思ってるかもしれないけど、オマエもアウトな。とにかく不揃いだと気持ち悪いから。)


 で、本題に入るけど。A3とかB4の用紙を受け取ったら、もちろんすかさずスキャン。が、前述のとおり一般的な機種だとA4サイズまでしかスキャンできない。それ以上の大きさの用紙をスキャンする場合、例えばPFUのScanSnapだとキャリアシートというものに、A3等の用紙を半分に折って挟んでから両面スキャンしろって話になる。そうすると、こんな感じでA3の大きさで1ページのPDFファイルが出来上がる。



 まぁ、これはこれでいいんだけど。ただ、このキャリアシートってのが非常にメンドクサイ。いちいちコレを取り出して用紙をきっちり半分に折りピタッと挟み込まないといけない。結構正確にやらないとページの真ん中に隙間ができたり重なって読めない部分ができたり。正直やってられない。
 だからといって、キャリアシートを使わずに、例えばScanSnap-iX500(旧S1500、旧S500)などの機種でスキャンしようとすると、自慢の重送感知(マルチフィード検出)機能が働いて、半分に折ったA3用紙は無残にもグチャグチャにされる。「物理的に紙を半分に切ってスキャンすると良い」的な解説もどこかで見たが、さすがに無理なケースもあるだろうし。


 で、我が愛すべきScanSnap S1100。両面同時スキャンが不可なので2回通さなければならないものの、キャリアシートには対応しており、これを使えばA3等の用紙でも1枚のPDFにできる。ただ、前述のとおりキャリアシートなんて使ってられない。なので、普通に半分に折って両面をスキャンする。こちらの機種は重送感知機能がないのでそのままスキャンできる。そうすると、当然ながらこんな感じで2枚のPDFになる。



 さすがにこのままだと見辛く「やっぱりキャリアシートを使わないと・・・」って感じもするが、Acrobat等のPDF閲覧ソフト上で表示の仕方を変えればとりあえずは問題ない。



 なんつーか、これで充分じゃないだろうか。わざわざ1つのPDFファイルにしなくても画面上でそれっぽく確認できるのであれば。(Explorerのプレビューや、Mac-QuickLookで見るときは半分ずつしか見れないのでアレだけど。)
 どうしても1枚のPDFにしたければソレ用のフリーソフトがあったような。ScanSnap付属のツール「ScanSnapOrganizer」でもそんな機能があるとかないとか。

 まぁ、そんなわけで、A3とかB4のスキャンをするのにキャリアシートは要らないな、と。ただしS1100に限る。iX500あたりの機種も重送感知の機能をオン・オフできればいいのに。(できるのかな??)
 

P.S
 一応↓にキャリアシートのアレ貼っちゃったけど・・・ポチるなよ、絶対にポチるなよ。







2013年6月5日水曜日

通帳OCR精度アップのコツ(三菱東京UFJの場合)


 ご存知「赤い通帳」。赤いくせに手続きが3倍早いわけでもなく、金利が3倍高いわけでもなく。強いて言えば3倍ムカつく、そんな通帳。

 何がムカつくかって、アレですよ、アレ、OCR的に。以前より当ブログでさんざん書いてるけど、三菱東京UFJ銀行の通帳は本当にOCRで読み取りにくい。一番の原因は列を区切る点線(破線)。なぜ直線じゃねーのか、と。





 で、これを解決すべく思い付いたのが「PDF注釈」。データ上で直線にしちゃえばいいじゃん、ということでPDF注釈機能で線を引き、その後にOCRソフトで読み取る。ちなみに、画像データを直接修正するのではなく、PDF注釈とすることで、複数ページに一括して取り込むことができ、かつ、線がズレた場合に微調整が可能になる。(ちなみに以下は以前も使った画像で、三菱東京UFJではなくゆうちょ銀行のもの)




 これで点線(破線)の問題は解決した・・・・・かのように見えたが。やはり甘かった。前述の通り、PDF注釈の一括取り込みで複数ページに一気に線を引けるんだけど、やはりスキャンの状態が毎回100%均一というわけではなく、どうしても左右にズレが生じることがある。注釈なので線を微調整して合わせることは可能ではあるが、ズレたページが多くなると面倒くさくてやってられない。


 そこで、今回思い付いた方法がコレ!



  _人人人人人人_
 > アナログ万歳 <
  ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


 はい、見ての通り。不均一なスキャンデータに線を引こうとするからズレるのであって、だったら最初っから鉛筆で直線に直しちゃえばいいじゃん、と。これ、非常に地味だけど、効果は抜群。三菱東京UFJの通帳は今後これでいく。


 ただ、三菱東京UFJの場合、他にも問題はあって、そもそもフォント自体が読み取りにくいというか・・・。ちなみに、同銀行のATMは旧東京三菱系と旧UFJ系でフォントが違うんだろうか。あるいは別の事情によるものなのか。いずれにしても、もうちょっと読み取りやすいフォントに統一してもらいたいところ。
 


 以上。



2013年5月10日金曜日

それは私の●●●だ。

 
 伏字部分はもちろん「おいなりさん」・・・ではない。
 正解は「Ctrl+Shift+Space」


 私が愛してやまないScanSnap。大変お世話になってるんだけど、ひとつ不満が。ScanSnapを使うための必須ソフトScanSnapManagerをインストールすると「Ctrl+Shift+Space」が起動ホットキーとして勝手に登録される。「Ctrl+Shift+Space」なんて押しやすいし、色んなソフトでショートカットの割り当てがされていたり、あるいは割り当てをしたくなるのだが。ScanSnapManagerに取られてしまっててそれらは全く使えないことに。

 確かにScanSnapManagerもよく使うっちゃ使うんだけど、ホットキーを割り当てるほどでもないかな~と。でも、どうにもその設定を変更する箇所が見当たらない。そんなわけで渋々我慢してたのだが・・・がががが。


 先日インストールしたArtTipsというソフト。実に便利で絶賛してたんだけど、どうもこれを入れてからGoogle日本語入力の挙動がちょっと怪しい気が。MacBookAirのUSキーボードでWin機も操作してるので「全角/半角」キーがないため入力モードの切替には「Ctrl + Space」を使用してるんだけど、どうもArtTipsを入れてからこれが効かない。ArtTipsを終了させるとちゃんと効く。どうやらこれが原因っぽいんだけど、同ソフトの設定などでは回避できそうにない。といって使用を諦めるにもちょっと諦めきれない感じ。

 だったら入力モードの切替を別にキーに割り当てられないか、と。「Ctrl + Space」がダメなら「Ctrl+Shift+Space」はどうだ、と設定しようとして、その組み合わせはScanSnapManagerに取られてしまっていることを思い出し、もう完全に我慢の限界が来ちゃったわけです、えぇ。・・・返せ、と。

 それは私の「Ctrl+Shift+Space」だ、返してくれ、と。


 でも、やっぱりScanSnapManagerの画面を見てもホットキーの設定箇所が見当たらず。そのうち「C:\Program Files (x86)\PFU\ScanSnap\Driver」の中を見てたら・・・・・あ、コ、コレかな?ってやつを発見。



 で、怒りにまかせてロクに確認もせずこの「HotKeyDisable.exe」ってやつをダブルクリックで起動してやったわけですよ。そしたらちょっと間があった後に生意気にもOS再起動を促しやがったので、舌打ちしながら再起動してやったわけですよ。そ、そしたら・・・・なんと・・・「Ctrl+Shift+Space」が見事に帰ってきたじゃないですか!!!
 お、おかえり・・・。


 後々調べてみたら、こんな記事が。

 「Ctrl+Shift+Spaceキーについて: aide-memoire」

 要するに「PfuSsMon32.cfg」っていうファイルに「IsRegist_HotKey=0」っていうのを追記すればホットキーが解除されると。それを簡単にできるようにしたのが「HotKeyDisable.exe」なんだろうけど、そんな説明みたことない・・・。ま、とにかく無事にホットキー解除できたからいいか。(逆にまた割り当てる時はこのファイルに追記された部分を削除すればいいのかな??)


 で、ここからがよく分かんないんだけど。これで「Ctrl+Shift+Space」がようやく自由になったので、Google日本語入力の切り替えキーをこれに割り当てッペ~と思ったら。
 ・・・なんと!ArtTipsを起動したままでも元の「Ctrl + Space」で切り替えが出来るじゃないですかっ!!な、な、なんで????

 そんなわけで、まったくもってよく分からないまま、せっかく戻ってきた「Ctrl+Shift+Space」も使うことなく問題解決したけど・・・。
 ま、いいか・・・。




2013年5月9日木曜日

いつでも、どこでも、検索、検索!




 どうも、検索バカです。何かっつーと検索してます。「検索は、するな。」って言われても検索しちゃいます。検索ばかりだと考えなくなるとか、記憶力が低下するから悪だとか、そういう意見にはいまいちピンとこないタイプの人間です。

 まぁ、それはさておき。検索をする機会が増えれば増えるほど、検索にかかる労力は極力小さくしたいと思うもの。今でもブラウザは常に開いているので適当にアドレスバーにキーワードを入力すればいつでも検索は出来るし、ブラウザ上で検索したい語句が出てきたら、それを選択して右クリックから検索も出来る。また、用途に応じて検索エンジンを使い分けるためにContext Menu SearchというChromeの拡張機能も使っている。目的がハッキリしていれば、普通のGoogle検索よりは目的に合った検索エンジンを使った方が求める情報に辿り着きやすいから。

 で、常にブラウザ上で作業するならこのままでもいいんだけど。当然ながらそうではなくて、ExcelやWordなどのOfficeソフトを使用したり、PDFファイルも見るし、あるいは会計ソフトや税務ソフトを使うこともあるわけで。となると、これらブラウザ以外を利用している状況であっても、そこにある検索したい語句を選択して右クリックからWEB検索、できれば目的別の検索エンジンを選択できちゃったりしたら嬉しいな、と。そんなツールを探してみたら、意外にもあっさり見つかって、しかも結構有名らしく、なんで今まで気付かなかったんだろうと・・・orz

 それが、「ArtTips」というフリーソフト(Windows用)

 ソフト詳細説明を見れば分かる通り、右クリックからの検索だけでなく機能が盛り沢山すぎて全部は使い切れそうにないが。これを入れれば、先ほどのContext Menu Searchという拡張機能や、他の常用してるフリーツールなど不要になるものも出てきそう。とりあえずまだ「WEB検索」機能くらいしか使ってないけど、いや、さすがに便利。

 そもそも、きっかけは先日のこの記事。Google日本語入力で住所から郵便番号へ変換出来ることを知って「こりゃぁ便利だ!」と喜んだのも束の間、完全な郵便番号辞書ではないのでイマイチ使えない、と。だったら、いつでも、どこからでも、WEBの郵便番号検索を出来るようにしたいな、と

 ArtTipsで事前に下記のように設定しておけば、



 テキストエディタを使っている時でも、文字を選択して右クリックから郵便番号検索を実行することが出来る。特に指定しなければデフォルトのブラウザが起動し指定したサイトで検索される。ブラウザの拡張機能ではないのでIEなどでももちろん使える。



 これなら、Google日本語入力の変換と違い完全な郵便番号辞書から調べることが出来るので、まぁ安心かな、と。



 
 で、いつでもどこでも検索でき、しかも好きな検索エンジンを選択できるとなったら、個人的には通達検索や質疑応答事例等検索も入れておきたいところ。こちらの記事にも書いたが、Googleカスタム検索を利用したもの。ArtTipsでも使えるし、しかもちゃんとフレーズ検索(”◯◯◯” などダブルクォーテーションでキーワードを囲む)となるように設定できる。これは嬉しい。







 あ、Mac?・・・Macは・・・・Automator でなんとか出来た。



以上。


2013年5月7日火曜日

Google日本語入力で「住所から郵便番号へ変換」



 上の画像の通り、Google日本語入力で「郵便番号」を入力して変換するとその郵便番号の「住所」が変換候補に表示される、というのはよく知られた機能かと。でも、その逆、つまり「住所」を入力してもその「郵便番号」は変換候補に表示されない。

 郵便番号から住所入力しなきゃいけないのに参照してる資料には郵便番号の記載がなく住所だけ、といったケースも少なくない。そのたびに舌打ちしながらWebで郵便番号検索をしなければならず不便を感じていた。

 先日ある方に「住所から郵便番号への変換って出来ないよね?」と聞かれたのを機に改めて調べてみたら・・・・・・・で、できるやん・・・・。

 特に難しい設定や操作は必要ない。要はGoogle日本語入力の「再変換」機能を使うだけ。つまり、住所を入力したらいったん確定させ、その後再度変換すると変換候補に郵便番号が表示される。




 こちらの記事にも書いた通り、再選択は「Ctrl+Shift+左矢印(←)」、再変換はWinなら「変換」キー、Macなら「Ctrl+Shift+R」を押せばOK。Winの場合、文字確定後に再選択をしなくてもそのまま「変換」キーを押せば再変換されるケースもあったりする。アプリケーションによって挙動が異なるのかちょっと原因は不明だが。

 ちなみに、Google日本語入力だけではなく、MS-IMEでも同様の機能を使って住所から郵便番号へ変換することはできる。が、MS-IMEの場合、いちいち辞書を「一般」から「人名/地名」へ切り替えなければならず、ちょっと使う気にはならない感じ。



 まぁ、そんなわけで、これでいちいちブラウザを起動して郵便番号検索のページを開いて住所を入力して調べなくても、いつでもサッと郵便番号を調べられるようになり、いやぁ~、メデタシメデタシ・・・・・・



 ・・・・・・・とはいかなかった・・・・orz

 しばらく使っているうちにあることに気がついた。例えば「東京都港区六本木~」という住所の郵便番号を調べるとする。上の手順で住所を入力し再変換すると、下記の通り「106-0032」という郵便番号が候補に表示される。


 もちろんこれは間違ってはいない。合ってる。合ってるんだけど・・・郵便番号は、規則性に欠けるっていうか、例外が結構あって、Google日本語入力の辞書はそこまで厳密には対応していない、ということらしい。上記の住所をWEBで郵便番号検索してみると、下記の通り「(次のビルを除く)」ということで、大きなビルは階数毎に郵便番号が割り振られていたりする。もし調べようとする住所がこれらのビルだったりすると、違う郵便番号を記載してしまうことになる。(それでも実際には郵便物なんかは届くのかも知れないが。)



 この「(次のビルを除く)」だけであれば全国でもそれほど数がある訳ではないので、「東京都港区六本木」と入力したら「106-0032 東京都港区六本木(次のビルを除く)」という候補が出るように(例外があるということだけでも分かるように)個別に辞書を追加すれば良いかなとも思ったのだが。例外事項はこのケースだけではなく、地方の方は住所自体もややこしいし、色んなパターンの例外があって個別の辞書追加だけでは対応しきれない、という結論に達した。(そもそも、だからこそGoogle日本語入力の本家の辞書もそこまで対応してないのだろうし、メンテも大変だし。)

 というわけで、Google日本語入力で「住所から郵便番号へ変換」は完全ではないので、残念ながらちょっと使いにくいかな、と。その代わり、方針転換して、いつでも右クリックからWEBで郵便番号を調べられる方法を探してみた。その解説はまた後日ということで。



2013年3月5日火曜日

ScanSnapの読み取り設定(預金通帳)



 シツコイようだが、預金通帳をスキャンするにはScanSnap S1100がオススメ。
 今回は、通帳を読み取る際に最適と思われる「ScanSnapManagerの読み取り設定」についてまとめておこうかと。

 まずは、ScanSnapManager設定の前に、通帳をスキャンする際の大事なポイントをおさらい。
  • 通帳をよ~く開いて平らにする
  • スキャナーに対し通帳は横向きに挿入(冒頭画像参照)
  • 読み込みが始まったら通帳をかる~く押してあげる

 もし途中で通帳が引っかかってしまったら、慌てず下画像の通りスキャナーを開けて通帳を取り出し、再度スキャンを継続すればOK。



 曲がらないように手を添えて軽く通帳を押す、その「加減」については、まぁ何度もやってみて慣れるしかないだろう。



 で、本題のScanSnapManagerの読み取り設定について。
 あくまでも個人的に現時点で最適と思う設定である。





 ScanSnapManagerを起動し、右上の「読み取り設定」から。




 アプリの選択は特になし。
 とりあえずスキャンするだけでOK。




 スキャンデータの保存先はどこでも良いが、例えば私の場合は顧問先とDropboxでフォルダを共有しており、顧問先でスキャンする場合はその共有フォルダ内のどこかに設定して頂くと、あとでファイルを移動させたりという手間はなくなる。
 逆に、プライベートな資料をスキャンする可能性がある場合、うっかりこの設定を使ってしまうと共有相手にそのデータが瞬時に送られてしまうので、その点を気にする場合は、別の場所(マイドキュメントとか)の方が良いかも。
 もっとも、そういったケースでは読み取り設定を別々にしておくことでその点は解決できるが。




 この読み取りモードの設定が大事。
 とりあえず現時点では「スーパーファイン・白黒」推奨。




 ファイル形式はPDF推奨だが、OCRは不要なので「検索可能な~」のチェックは入れないように。
 ちなみに、預金通帳のOCRについては「Blog the Minor: 通帳を1行ずつ会計ソフトへ入力するのはもう飽きちゃったんだ。」等に詳しく記載したが、別のOCR専用ソフトを使用する。




 原稿サイズについては自動検出でOK。




 ファイルサイズに関しても、カラーではなくモノクロ設定なので特に設定ナシ。


 設定については以上で。



 先程も触れた通り、ここでスキャンをちゃんと出来るかどうかがOCRの精度に大きく影響するので、曲がらずしっかりスキャンできるようになると良いかと。

 で、最後にもうひとつ大事なことを。

 預金通帳そのものに鉛筆等でカキコミをしない!

 カキコミがあるとOCRの結果は悲惨なものになる。
 取引内容をメモするのであれば、本スキャンによって作成されたPDFファイルにデータとしてメモ入力するのが宜しいかと。


以上。





2013年2月17日日曜日

『Blogger』でFacebookの「いいね!」ボタンを設置するときに引っかかったポイント



マイナーを謳ってるだけあって訪問者も少ない当ブログ。
でも・・・・それでも・・・・・・・「いいね!」ボタンってやつ? 
つけてみたいじゃない?

そんなわけで調べてやってみた。

が、思いのほか手こずったので、引っかかったポイントをメモ。

まずググって最初に参考にさせて頂いたのがこちらのブログ。

clmemo@aka: Blogger に Facebook の「いいね!」ボタンを設置する


ふむ、ふむ、なるほど。

で、書いてある通りにやってみた。

が、が、がががが・・・

そもそも「bodyタグ」やら「data:post.body~」というものが見つからない。


ここで最初の引っかかったポイント。

BloggerのテンプレートのHTML編集画面で「ウィジェットのテンプレートを展開」というチェックボックスがある。
ここは最初はチェックが入っていないのだが、ここにチェックを入れないと「bodyタグ」やら必要なコード部分が表示されないようだ。



で、ようやくそれに気付いて「bodyタグ」等を見つけてコードを挿し込み、確認のためにプレビューボタンを押すのだが。

が、が、がががが・・・



なんでやねん!!!

先ほどのブログに書いてある通りにやってみて、何度も何度も何度も確認したけど「Bad Request Error 400」

いったんはここで諦めたのだが、時間を置いてまたチャレンジ。
再びググってたらこんなブログ記事が。

blogger に facebook の Like(いいね)ボタン - kaze-kaoruの日記



おぉ?もしかしてコードを挿し込む位置が違ってたのかぁ~?

と、このブログに書いてある位置にコードを差し込んで、いざプレビューボタンを押すと・・・・。



なんでやねん(再)!!!


その後もいろいろ試行錯誤してやってみて、この形になり、


今度こそはと祈りつつプレビューボタンを押してみるが・・・・



なんでやねん(再々)!!!

諦めかけたが、あまりに腹が立ったので、もう「プレビューボタン」じゃなく、「テンプレートを保存」ボタンでコード修正を確定させてやった。

そ、そ、そしたら、ナント!・・・・出来てるっぽいじゃないですか!


ということで、プレビューボタンは無視!が正解だった。
これが2つ目の引っかかったポイント。


あ、当たり前のことだけど、修正を確定させる前に、元コードのコピーはしっかり保存しておくこと!


以上。

ま、いいね!ボタンをつけたからどうしたって感じもするけど・・・・・。

※<2015/07/02追記>
忍者ツールズのおまとめボタンとやらを設置してみた。


↓ せっかくだから誰か押してみて下さい。せっかくだから。