2012年4月16日月曜日

D2(メール自動データベース変換ソフト)を利用するためのメールデータについて

先日の記事(Blog the Minor: Amazon購入履歴データ(CSV)取得のためのパラメータ公開)に関連して。

D2というソフトを利用してAmazon等からくるメールの内容を解析しCSVに変換するのだが。
自分の場合、そのメールデータを用意するところで少々手間取ったので一応メモ的に。

メールの環境は千差万別、人それぞれなのでなんとも言えないが。
自分の場合は基本的にGmailを利用し、メール自体はローカルにダウンロードせずにWEBのみで利用する感じ。
もちろんいつ何があるか分からないのでバックアップは必要だが、それも別のWEBメールアカウントに転送で。
ただ、D2を利用する場合にはメールデータをローカル上に置いておく必要がある。

こちらの解説を読むとD2の設定でGmailを受信することが出来るようだ。
が、このへんなどを見るとGmailはちょっと特殊らしく、そのせいかどうか自分の環境では上手く受信できず。
さらに、D2のメール設定画面でGmailのアドレスとパスワードを入力するのだが。
この情報がDCVファイル(D2のプロジェクトファイル)に平文で保存される仕様のようで、これがちょっと抵抗あってD2上でのメール受信は諦めた。

で、試したのが「MailStore Home」というフリーのソフト。
Gmailのバックアップ用途としても使えるようだ。
ソフトは基本的に英語(かドイツ語)の表示。
もしかしたら日本語化したものがどこかにあるかも知れないが。
それほど難しいことをするわけではないので英語のまま使っている。
このソフトはGmailのラベル単位でバックアップも出来る。
自分の場合、全メールのダウンロードまではしたくないので有難い。
全バックアップするなら「Gmail Backup」というフリーソフトもあるようだが。

  1. MailStore Homeを起動

  2. 「Archive E-mail」を選択

  3. Googleのメールアドレス・パスワードを入力

  4. 「Folders」でバックアップしたいGmailのラベルを選択、他のオプションは適当に

  5. Gmailのラベルを選択する画面

  6. Finishボタンを押して実行

  7. バックアップ成功、ラベル毎にフォルダに別れる

  8. 後日に再度バックアップを実行した場合には差分だけが取り込まれる

  9. 上の時点でローカルのどこかしらにメールデータがダウンロードされているはずだがここからさらにD2で扱う用のEML形式に変換

  10. Exportを実行し保存するフォルダを選択する

  11. ちなみに、最後の最後でスクリーンショットを撮り忘れるという詰めの甘さ。
    ここまで書けばまぁいいか・・・。


まぁこのように、やはりメンドクサイ。
多分他のメーラーとか使ってればもっとラクなのかも知れないが。


なお、D2での解析自体を外部に委託(会計処理目的)する場合。
上記のようにメールデータを別途保存して用意しなくても、メールの転送設定(委託先のアドレスに)を最初に設定しておけば良いかも。
その場合、転送するのはAmazonからのメールだけで良いので、必ずフィルタを設定する必要がある。
そうじゃないとすべてのメールが転送されてしまうので。
ただ、すべてのAmazonでの買い物の情報が転送されてしまうので、例えば会計処理に必要な買い物とコッソリ楽しむ系の買い物が混在してる場合は向かないかも。
あるいは買い物の都度判断して手作業でメール転送するとか。
メールデータをダウンロードしてEML形式でDropbox上の共有フォルダに保存するのとどっちがメンドウだろうか・・・。


そんなわけで、繰り返しになるが。
Amazonさん、購入履歴データをCSVで下さいっ!


P.S
この記事を全部書き終わった後でMailStore Homeの更新をチェックしてみたら、なんと新しいバージョンが・・・。
アップデートしてみたら見た目も変わってたけど、もうスクリーンショット撮り直す気力は・・・ない・・・。


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