シツコイようだが、預金通帳をスキャンするにはScanSnap S1100がオススメ。
今回は、通帳を読み取る際に最適と思われる「ScanSnapManagerの読み取り設定」についてまとめておこうかと。
まずは、ScanSnapManager設定の前に、通帳をスキャンする際の大事なポイントをおさらい。
- 通帳をよ~く開いて平らにする
- スキャナーに対し通帳は横向きに挿入(冒頭画像参照)
- 読み込みが始まったら通帳をかる~く押してあげる
もし途中で通帳が引っかかってしまったら、慌てず下画像の通りスキャナーを開けて通帳を取り出し、再度スキャンを継続すればOK。
曲がらないように手を添えて軽く通帳を押す、その「加減」については、まぁ何度もやってみて慣れるしかないだろう。
で、本題のScanSnapManagerの読み取り設定について。
あくまでも個人的に現時点で最適と思う設定である。
ScanSnapManagerを起動し、右上の「読み取り設定」から。
アプリの選択は特になし。
とりあえずスキャンするだけでOK。
スキャンデータの保存先はどこでも良いが、例えば私の場合は顧問先とDropboxでフォルダを共有しており、顧問先でスキャンする場合はその共有フォルダ内のどこかに設定して頂くと、あとでファイルを移動させたりという手間はなくなる。
逆に、プライベートな資料をスキャンする可能性がある場合、うっかりこの設定を使ってしまうと共有相手にそのデータが瞬時に送られてしまうので、その点を気にする場合は、別の場所(マイドキュメントとか)の方が良いかも。
もっとも、そういったケースでは読み取り設定を別々にしておくことでその点は解決できるが。
この読み取りモードの設定が大事。
とりあえず現時点では「スーパーファイン・白黒」推奨。
ファイル形式はPDF推奨だが、OCRは不要なので「検索可能な~」のチェックは入れないように。
ちなみに、預金通帳のOCRについては「Blog the Minor: 通帳を1行ずつ会計ソフトへ入力するのはもう飽きちゃったんだ。」等に詳しく記載したが、別のOCR専用ソフトを使用する。
原稿サイズについては自動検出でOK。
ファイルサイズに関しても、カラーではなくモノクロ設定なので特に設定ナシ。
設定については以上で。
先程も触れた通り、ここでスキャンをちゃんと出来るかどうかがOCRの精度に大きく影響するので、曲がらずしっかりスキャンできるようになると良いかと。
で、最後にもうひとつ大事なことを。
預金通帳そのものに鉛筆等でカキコミをしない!
カキコミがあるとOCRの結果は悲惨なものになる。
取引内容をメモするのであれば、本スキャンによって作成されたPDFファイルにデータとしてメモ入力するのが宜しいかと。
以上。