マイナー志向な税理士が主に業務で役に立ったツールや記事などを書き留めておくブログ。「そんなんEvernoteにでも入れて自分だけで見とけや!」というツッコミはナシの方向で。
2013年5月7日火曜日
Google日本語入力で「住所から郵便番号へ変換」
上の画像の通り、Google日本語入力で「郵便番号」を入力して変換するとその郵便番号の「住所」が変換候補に表示される、というのはよく知られた機能かと。でも、その逆、つまり「住所」を入力してもその「郵便番号」は変換候補に表示されない。
郵便番号から住所入力しなきゃいけないのに参照してる資料には郵便番号の記載がなく住所だけ、といったケースも少なくない。そのたびに舌打ちしながらWebで郵便番号検索をしなければならず不便を感じていた。
先日ある方に「住所から郵便番号への変換って出来ないよね?」と聞かれたのを機に改めて調べてみたら・・・・・・・で、できるやん・・・・。
特に難しい設定や操作は必要ない。要はGoogle日本語入力の「再変換」機能を使うだけ。つまり、住所を入力したらいったん確定させ、その後再度変換すると変換候補に郵便番号が表示される。
こちらの記事にも書いた通り、再選択は「Ctrl+Shift+左矢印(←)」、再変換はWinなら「変換」キー、Macなら「Ctrl+Shift+R」を押せばOK。Winの場合、文字確定後に再選択をしなくてもそのまま「変換」キーを押せば再変換されるケースもあったりする。アプリケーションによって挙動が異なるのかちょっと原因は不明だが。
ちなみに、Google日本語入力だけではなく、MS-IMEでも同様の機能を使って住所から郵便番号へ変換することはできる。が、MS-IMEの場合、いちいち辞書を「一般」から「人名/地名」へ切り替えなければならず、ちょっと使う気にはならない感じ。
まぁ、そんなわけで、これでいちいちブラウザを起動して郵便番号検索のページを開いて住所を入力して調べなくても、いつでもサッと郵便番号を調べられるようになり、いやぁ~、メデタシメデタシ・・・・・・
・・・・・・・とはいかなかった・・・・orz
しばらく使っているうちにあることに気がついた。例えば「東京都港区六本木~」という住所の郵便番号を調べるとする。上の手順で住所を入力し再変換すると、下記の通り「106-0032」という郵便番号が候補に表示される。
もちろんこれは間違ってはいない。合ってる。合ってるんだけど・・・郵便番号は、規則性に欠けるっていうか、例外が結構あって、Google日本語入力の辞書はそこまで厳密には対応していない、ということらしい。上記の住所をWEBで郵便番号検索してみると、下記の通り「(次のビルを除く)」ということで、大きなビルは階数毎に郵便番号が割り振られていたりする。もし調べようとする住所がこれらのビルだったりすると、違う郵便番号を記載してしまうことになる。(それでも実際には郵便物なんかは届くのかも知れないが。)
この「(次のビルを除く)」だけであれば全国でもそれほど数がある訳ではないので、「東京都港区六本木」と入力したら「106-0032 東京都港区六本木(次のビルを除く)」という候補が出るように(例外があるということだけでも分かるように)個別に辞書を追加すれば良いかなとも思ったのだが。例外事項はこのケースだけではなく、地方の方は住所自体もややこしいし、色んなパターンの例外があって個別の辞書追加だけでは対応しきれない、という結論に達した。(そもそも、だからこそGoogle日本語入力の本家の辞書もそこまで対応してないのだろうし、メンテも大変だし。)
というわけで、Google日本語入力で「住所から郵便番号へ変換」は完全ではないので、残念ながらちょっと使いにくいかな、と。その代わり、方針転換して、いつでも右クリックからWEBで郵便番号を調べられる方法を探してみた。その解説はまた後日ということで。
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